「聖」と「俗」のバランス、だろなぁ。

西の方でもファビョ(火病)ってるみたいだし。

ま、カプサイシン摂取過多(トンガラシ食い過ぎw)特有の特亞ファビョリとは丸っきり違うようには思えるがネ。

ってのも、捏造思い込みはなさそぉだからさ。

こっち側でも、9月末までかな?落ち着き取り戻しそうな雰囲気だけど、当面は小鼠の思いつき「皇室改革」は一応頓挫したんだから、これからは具体的にじっくり表立って議論すすんでいくように願いたいところでは、あるよな。

その際、内輪で思う分には構わないのかもしれないけど、「天の配剤」とか「唯一の…」てなことはあまり表沙汰にして論じて欲しくないような感じだなぁ。

その共通点探ってどこにでもあるはずの個々の共同体である日本の特徴を説得する気配くらいは欲しいね。

第一に、文化と文明の観点からすると、日本は孤立した国家である

 他のすべての主要な文明には、複数の国が含まれる。日本が特異なのは、日本文明が日本という国と一致していることである
 日本には、他の国には存在する国外離散者[ディアスポラ]さえ存在しない。デァスポラとは、祖国を離れて移住しているが、もとの共同体の感覚をもちつづけ、祖国と文化的な接触を維持している人びとのことである。
 たとえば、多くの日本人がアメリカ(西欧文明圏と広げても)に移住してアメリカ社会に同化しているが、ハワイを除いて、日本を離れた移民はたいてい日本の文化的共同体の一員ではない。国と文明の独自性の結果として、日本は他のどんな国とも文明的に密接な関係をもっていない。…

そぉかぁ?? 日本人の美徳「謙虚さ」の悪意ある受け止め方か誤解だろぉよぉ。

…結果として、私の思うに、アメリカ人(西欧に広げても)は、日本人の考え方と行動を理解するのにまだ困難を感じ、他のどの国の国民よりも日本人とのコミュニケーションをとるのが難しいと思っている。

文明の衝突と21世紀の日本。サミュエル・ハンチントン P.45-47)

これって、ずぅ〜っと続いてきた害務省の発信不足だろ。

その意味では、今回はチャンスなんだろな。

        海外メディアも報道


●英国
 【ロンドン小松浩】7日の英タイムズ紙(電子版)は紀子さま懐妊について「日本の政治と皇室が騒動の渦中に巻き込まれた」と書き、これによって「小泉純一郎首相の意向通りに皇室典範が改正されるかどうかは疑わしくなった」との見方を示した。

 同紙はさらに、生まれてくる子供が男子であれば「皇位継承の危機をめぐる議論に終止符を打つことになるだろう」と指摘。日本社会は「子供が男の子かどうか、どっちつかずの気がかりな数カ月」を耐え忍ばなければならないと報じた。

●米国
 【北米総局】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は7日、「男子誕生の可能性が全国に衝撃を与えた」と報道。

「世界に現存する最も古い男性支配の君主制」の国家で、紀子さま懐妊は皇室典範改正の論議に「カーブを投げることになった」と、改正論議への影響を指摘した。

 「第三子が男子なら1965年の秋篠宮さま自身以来」「1889年に皇室典範は女性の継承を禁止した。男子だけに限ってきた継承権を変えることは、グローバリゼーションとウーマン・リブの現代では皇室の血を汚すことになる、と保守派は反対している」など、皇室の歴史や継承問題を巡る日本の社会状況も詳しく紹介した。

 また「小泉内閣の閣僚何人かを含む保守派は、ご懐妊のニュースを迅速に利用した」と政界に絡んだ動きも報道。「男子が誕生すれば、皇太子ご夫妻の唯一の子である4歳の愛子さまの即位の可能性がなくなることもあるといわれている」などと報じた。

英国のモノでも相当違和感あるなぁ。
「更地文明」アメのなんか論外だし。

まぁ日本国内でさえやっと端緒てな有様だからなぁ。しかし、西の類似ファビョ〜ン騒動と同レベルで見られたかぁないわなぁ。ふつうこういうときって、害務省が宣伝にアイ努めるもんじゃねぇのかぁ。ここいらは支那辛亥革命以来、一枚も二枚もウワテ逝ってる感じだよねぇ。


櫻井よしこ 小泉首相に申す】情報操作に屈するな

 紀元前213年、秦の始皇帝は、人民支配に都合の悪い書物を焼き払い、首都咸陽の500名ともいわれる学者を生きながら土中に埋めた。「焚書坑儒」、この究極の言論弾圧思想統制は、時を超えていまも中華人民共和国の支配体制の支柱を成す。

 現代中国で言論、思想の自由を弾圧する中心機関は中央宣伝部(省)だ。

同部は中国共産党創設から2年後の1923年に設置され、以来80年余、国内の言論世論の統制を担ってきた。

 焦国標氏は中国宣伝部は「法律に依拠せずに政治をおこな」い、「実態は外から見えない死角となっている」と書いた(『中央宣伝部を討伐せよ』草思社)。

 同論文を書いた2004年当時、氏は北京大学新聞伝播(報道コミュニケーション)学院助教授だった。氏は右の論文をEメールで友人らに送り、そのひとりが同論文をウェブサイトに載せた。

 「BBC」、「フランス国際放送」など、世界のメディアが直ちに反応したが、氏は中国で発言の場を失っていった。

 中国政府が言論、思想の統制上、現在最も恐れているのが、ネットである。ネット情報を抑えるのは至難の業だが、中国政府は二つの方法で取り組み始めた。国内に5万人を超えるサイバーポリスを置き、24時間体制でネット情報を見張らせている。

このサイバーポリスは3万人から30万人説まで多彩w

 中国政府はその時々で国際社会にも十分受けいれられるポルノサイトや著作権侵害の名目でウェブサイトを取り締まってきた。だが閉鎖されるサイトについての詳しい説明はない。情報非開示の裏で政府批判の情報や意見を紹介するサイトがつぶされてきたと考えられる。

 一方、国外情報はインターネット検索大手企業に事実上の検閲を受けいれさせて取り締まるのだ。米国のグーグル社が中国政府の意向に沿って特定のコンテンツ(情報)を除外し、検索内容も制限すると同意したのは周知のとおりだ。

 大手検索会社として中国政府の情報統制に手を貸すのは真に恥ずべきことだ。しかし、同社は見返りに、一億人を超えるウェブユーザーが現存する中国市場に食い込んだ。莫大な利益が戻ってくることだろう。ヤフーも同様だ。

ここいらも本当のところはワカランぜぇw

昨年、中国人記者のメール情報を中国政府に提供し、同記者は国家機密漏洩の罪で有罪判決を受けたと報じられた。

 日本人は敗戦後、GHQ(連合国軍総司令部)の検閲で言論、思想を厳しく統制された。中国では、政府が自国民を思想統制するのだ。

 中国政府が隠蔽するのは、汚職や権力闘争だけではない。国家としての根幹を疑わしめる重大な負の側面、つまり中国共産党は、実は国民のためにあるのではなく、むしろ国民の敵である可能性、そうとしか思えない国家の在り方の欠陥などをひた隠してきたといえる。

 たとえば、中国共産党は現政府樹立後、戸籍制度を制定し、農民と非農民を強制的に区分けした。豊かに発展した沿海部と鋭い対比をなすのが内陸部の農民たちだ。1日1ドル以下で暮らす、国連の規定する「極貧層」は中国では3億人を超えるが、彼らは皆、移住の自由もない内陸部の農民たちだ。最も貧しいにもかかわらず、彼らには重税が課せられ、医療保険もない。気の毒にも国家から切り捨てられた存在なのだ。

 土地を奪われた農民は5,000万人を超えるとみられ、彼らがおこす暴動は年間87,000件ともいわれる。

 彼らの不満が全国規模で爆発すれば、即、中国共産党の足元は危うくなる。だからこそ、こうした情報が報じられることは少なく、中国共産党への批判をかわすために、中国政府はひたすら、国民の不満を日本に向けてきた。それが、江沢民時代から特に激しくなった愛国主義教育、つまり反日教育に凝縮されているのだ

 反日感情の育成は中国国民のみならず、国際社会をも巻き込んで幅広く深く行われる。上海の新聞『文匯報』が、メリル・ストリープ主演の映画、「南京・クリスマス・1937」が制作され、南京事件70周年の来年12月、世界で同時公開されると報じた。美しくも知性的な大女優が“30万人大虐殺”という中国の主張を演じるのだ。国際社会にどれほど深刻な影響を与えるだろうか。

 中国宣伝部の思想・情報操作に、日本が屈してよいはずがない。一刻も早い海外向けの強力な情報発信機能の確立、たとえば情報省の設立が日本にとっての急務である

国民がどれほどまじめに働いても、国家が情報戦に敗れては、何の甲斐もない。十分な知性と財源を注入して自由と民主主義を尊んできた日本の実績を海外に発信していくことが求められる。

こういうマイナス面での評判ひっくり返すことだけじゃなくってさ、さっこんのたぶん西欧諸国にゃ興味津々の皇位継承だよね。この日本のプラス面での啓蒙宣伝も大いにやって欲しいよね。

従軍慰安婦」ジツはどこにでもあった戦場売春婦から始まって、在白丁(ペクチョン)の出稼ぎ密入国三世代居座り特別永住者の「強制連行」まで、もう既に日本国内じゃ白日の下に晒されてるわけだから、もうこの諸論点については、ただここいらの代表的な論考を英訳独訳仏訳等々にして発信するだけやん。そのくらいは脳無し害務省の連中にもできるだろサァw

まずこれ手始めにしてから、類似制度「ローマ法王(教皇)」とかとの比較ででも、やっていただいてさ。引用するにダライ・ラマ制度もいいけどね。

まずは発信先は西欧でしょ。



その際は、やっぱり西尾幹二氏の次の視点は外して欲しくないなぁ。

        皇室問題の論じ方(一)
        皇室問題の論じ方(二)
        皇室問題の論じ方(三)
        皇室問題の論じ方(四)

特に、「皇室を今や畏れおおいとも思っていない一般国民の白けた空気を意識していない宙に浮いた語法や説明の仕方、伝統を大切とも思っていない大衆に伝統を声高に語る観念性、など目に余るものがある。よく勉強している人も「皇室学」をひけらかす閉鎖的独善性から免れていない。」点には、じゅ〜ぶん気をつけてネ。

ヘンな帽子かぶったオバンなんかしゃしゃり出てくっちゃべると、それだけでだぁ〜てな感じなんだからさぁ。人選もね。

もうとっくに醒めてんだから、『…その中で例外的に立派だったのは朝日新聞編集委員の岩井克己氏である。ことに紀宮さまと黒田康樹氏とのご結婚を機に「黒田家」を一例に説明された『週刊朝日』(2005年11月11日号)の記事は説得力があった。ご婚礼より前に女系天皇を認める改正がなされたと彼は仮定して、民間人黒田氏が皇族になり、その子が皇位継承権をもち、やがて黒田家が天皇家の中心の座を占める可能性について語った。「黒田家」という具体名を出した遠慮のない説明…』は、欠かせないでしょ。

■『女系天皇』を認めることは■

天皇の血筋の純粋性、一貫性が失われ、「血統」から「機能」へ大きく重心が変わる。

◎『女系天皇』は血筋が入り組み複雑になり、宮中祭祀の重みも失われていく。

◎歴史的転換を提言する「有識者会議」は、国民に説得力ある説明を求められる。

◎事務方が「有識者会議」に出さなかった重要な資料があった。それは、過去に内閣法制局が答弁した『女系及び女性天皇を認めない理由』という資料である。

ここには「女系及び女天皇を認めない理由」として以下のような答弁が記されています。

「皇統は男系により統一することが適当である。我が国多年の成法も亦然りである。女系が問題になるのは、その系統の始狙たる皇族女子に皇族にあらざる配偶者が入夫として存在しその間に子孫がある場合であって、此の場合女系の子孫は乃ち皇族にあらざる配偶者の子孫で臣下であるといふことが強く感ぜられ、皇統が皇族にあらざる配偶者の家系に移ったと観念されることも免れない」

つまり、紀宮さまが宮家を立て、黒田さんを迎えてお子さまをもうけても、そのお子さまは黒田さんの家系に移ったとみなされるということです。

吉井氏は「歴史上、蘇我氏藤原氏も、娘や孫娘を天皇や有力皇子に嫁がせ、外戚として影響力を発揮したが、女帝や皇女と一族の男子を結婚させて、男系の皇統を乗っ取ることはできなかった。」

「そのことが天皇の血筋の純粋性と権威のよりどころとなり、『万世一系』とか『易姓革命なし』と誇らしげに語り伝えられてきたわけだ」と述べています。

ここいらネ。

もう庶民・常民、特に若手ね。わかってるから、2ちゃんなんかじゃズケズケ書き込みあるんでしょよ。

その点じゃぁ、論じ方が「「血統」から「機能」へ大きく重心が変わる。」ことこそ、望むところじゃねぇのかなぁ。

あくまでも現在(現時点)での議論の果ての最後に、

天皇制度はなぜ必要なのか。正面からそう問われて、確信をもって答えるにはどうしたらよいか、私はずっとそのことを考えて、いまだに適切な答え方を見出せないでいるのである。

 天皇制度は絶対に必要であるという命題をあたかも自明のごとくに考える人にとっては、疑問そのものが成り立たないだろう。また必要ではないと頭からきめつけている人にとっても問いの起こる余地はない。

しかし大半の日本人は、天皇制度はなぜ必要なのか、と問われて、何となく必要と思うものの、きちんと答えたことはない。大切なものだと思っているが、なぜ大切なのかと問われて、やはり答えることができない。

 かく言う私自身がそうである。歴史を学んで天皇制度の絶妙さ、古代から現代まで権威と権力を二分してきた中国とも西洋とも異なる王権の独自性の価値を知り、それが失われた後の歴史の死を恐れてはいる。

けれども歴史の死の姿はどうしても想像の域を越えない。日本人は誰も天皇のいない歴史を経験していない。未経験に属することはすべてこうなるであろうという推測であって、確実な知識たり得ない。

 少くとも自由とか、平等とか、人権といった価値の尺度では測れないもの――それが天皇の制度である。

国際化とかグロバリゼーションとか世界史的普遍性といった概念にどうしても一致しないもの――それが天皇の制度である。

…という結論に、現時点ではなったとしてもさぁ、やはり「説明」「日本発信」の努力は、諦めちゃぁダメだと思うけどなぁ。

また海外にはここいらのちょい説明難しいかなと思える論点でも連帯連携できる勢力がいらっしゃるわけなんだからさぁ。

ん? 出先機関の代表が出席してらっしゃったのね。これはよかったね。


「高砂義勇兵慰霊碑」移設と落成記念式典

李登輝前総統「日本人の善意が英霊追悼」

 【烏来(台湾台北県)=河崎真澄】日本統治下の台湾で太平洋戦争に日本兵として出征した先住民出身「高砂義勇兵」の戦没者を祭る英霊慰霊碑の移設と落成を記念する式典が8日、台北郊外の烏来(ウライ)郷で、前総統の李登輝氏や日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の池田維代表など、約100人の日台関係者が参列して行われた。

 慰霊碑は遺族らの手で1992年に烏来郷に建立されていたが、2年前に地権者に撤去を求められた。その窮状を伝えた産経新聞の記事をみた読者などから3,200万円を超える義援金が寄せられ、日台関係者の支援により代替地への移設と再建作業が進められた。

 碑文に「霊安故郷(英霊は故郷に眠る)」と揮毫(きごう)している李氏は、「日本の人々の善意が台湾に届き、台湾の英霊を追悼し遺族を慰めた。慰霊碑には悲しい歴史を成長に切り替える力がある」として再建立をたたえた。

 また池田代表は、「現在の日本の繁栄が多くの台湾の方々の尊い犠牲の上に()成り立っていることを、日本人は片時も忘れてはならない」と強調した。

 慰霊碑の管理団体で遺族が昨年設立した社団法人「台北県烏来郷高砂義勇隊記念協会」の簡福源理事長は、「これで日本の軍人軍属として勇敢に戦った高砂義勇兵の慰霊碑を永久に残すことができる」と再建支援した日本の関係者に感謝の言葉を述べた。産経新聞社から羽佐間重彰取締役相談役が式典に参列した。

ま、聖事についての宣伝は国内での議論は端緒についたばかりだからね、まぁ多少はしゃーないかなとしても、わかりきった俗事についての日本の主張については、もっと積極的に発信しないとね。

この点でも小鼠はいまいちダメだよなぁ。

一昨日は代読者も遣わさなかったんだってぇ?

         【主張】北方領土大会 主権守る意志が問われる


小泉純一郎首相は、「北方領土の日」の7日に開催された政府など主催の北方領土返還要求全国大会を欠席した。

2年連続の欠席の理由は、昨年が風邪で今年は衆院予算委員会の対応のためという。代理出席も首相メッセージもないという今回のケースは初めてだ。国民の悲願である北方領土返還に対する首相の意欲がなくなったと受け取られても仕方ない対応である。

        北方領土返還要求シンボルマーク


北方領土は、わが国の主権そのものだ。竹島と並んで不法に占拠されている

領土問題に最高指導者がいかなる対応をとるかを周辺国は注視している

今回の対応によって日本は固有の領土を守る意志がないと判断する国がもし、出てくるとすれば、国の存立すら危うくしかねない。

竹島の日(2月22日)には、こんなヘマするんじゃねぇぞぉっ!

むしろあすこはファビョらせてこそ有利にことを進められるからなぁw

フォトしまね2006年 ●161号

        竹島返還要求